白山市のピアノ教室、クレッシェレです。
待合室の本棚に、新しい絵本が仲間入りしました♪
『クマと森のピアノ』
デイビッド・リッチフィールド 作
俵 万智さん 訳
タイトルと絵に惹かれて購入し、読んでみました。
(ピアノが出てくるお話は、やっぱり気になります♪♪♪)
無邪気で好奇心旺盛な子グマが森で見つけたピアノに夢中になって…そして、どんどん世界が広がってゆきます。じんわりと温かな気持ちにさせてくれる、とてもステキなお話でした。
子どもさんから大人まで、どなたでも楽しめる絵本だと思います♬
物語の中で、主人公のクマは、脚光を浴びて光り輝く一方で、心の中には影が出来てしまいます…
そして、最後は大切な場所で、大切な仲間達のためにピアノを奏でます。
絵、文章ともに、光や影、温もりや空気感がページをめくる度に伝わって来て、とても深みのある絵本でした。