本屋さんでふと目にとまって…これを偶然と呼ぶのか必然と呼ぶのかわかりませんが、出会えてよかったと思う一冊です♪ 帯にある恩田陸さんの言葉「私たちがどう生きるかという話」がこの本の根本ではないかと私も感じました。 とにかく著者の稲垣さんの奮闘ぶりが凄まじく、それをとてもユーモアのある言葉(時には自虐ネタも)で軽快に表現されていて楽しく読むことが出来ました♪ また、大人の方のピアノのレッスンもさせていただいている立場として、大人の方が抱えていらっしゃる思い、悩み、希望などについても、あらためて考える機会となりました。 自分がピアノに向かう際の心の持ちようも前向きになれましたし、またピアノに限らず何をするにも大切な心構えを教わった気がします。とても示唆に富んだ素敵な本でした♡