こんにちは。
白山市のピアノ教室、クレッシェレです♪
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「ハイドンのターン」と呼ばれる“ターンの中央に縦線が一本入った装飾記号…大学時代の恩師には“モルデントと同じ弾き方でよい”と教わりましたが(このソナタの場合はシ♯ラ シ)見極めの際の裏付けが欲しいと思い、ハイドンの装飾音について調べてみました。
すると…
●ハイドンは、自身が書き込んだ装飾音符以外に演奏者が装飾音を自由に変えたり加えたりすることを容認していた。
●ハイドンの手書きの自筆譜では、このターンとモルデントを見分けることは困難
●ハイドンの楽譜は多くのエディションが存在しており、それらのほとんどが装飾音の使用が異なっている
ということが分かりました。
装飾音をどのように演奏するかは、最終的には演奏者自身が選択をしなければならないという事なのですね。
装飾音の深さを改めて認識する事となりましたが、伝統や演奏効果なども良く考えた上で、正確に、かつ美しく演奏したいなと思いました♪